『ハッスル&フロウ』が視聴できる動画配信サイト

2020年9月21日 2020年9月21日

公開:2005年 | 制作:アメリカ

見どころ/ストーリー紹介

男は夢を取り戻すため、最後のチャンスに挑む！軽快なラップに彩られた音楽ドラマ
夢を諦めかけていた男の再起を描く熱いドラマを、軽快なラップミュージックが彩る。全てのラップシーンを吹き替えなしで演じ切ったテレンス・ハワードの熱演は圧倒的。
かつてはラッパーとしての成功を夢見ながらも、今はポン引きとして生きるDジェイに、最後のチャンスが訪れる。地元出身の人気ラッパーが凱旋公演を行うことになったのだ。忘れていた夢を取り戻すため、Dジェイはデモテープを作って彼に渡そうとするが…。

感想・レビュー

粗野で女性をモノのように扱う主人公のキャラクターには感情移入できなかったが、とっくの昔に終わったはずの青春時代の夢が再燃していく流れはかなりスリリングで、ラップは聴かないが、感情を言葉に叩き込むレコーディングシーンは迫力があって印象的だった。映画のクライマックスはちょっとナイーブな感じがして、営業のプロセスを考えるべきだと思いましたが、日本人とは違う環境で育ち、生まれた時から差別や暴言、暴力、犯罪に囲まれていたら、こういう性格になるのは必然だと思いました。ダメ男なのにモテるんですね(笑)

主人公があまりにも嫌な奴すぎるので、悔しい思いをしながら観ていたのですが、周りの人に助けられていることに気付いて（気付かないといけない）、少しずつ変わっていきます。でも、あまり変わらないところがリアル。ヒップホップが好きな人、ラッパーになりたい人は必見です。音楽が生まれた瞬間にドキドキしたのと同時に、誰もが夢を持てるという力強いメッセージを感じました。それと同時に、簡単な道のりではない、失うものもあるけれど、あなたにはできるのかというメッセージも伝わってきました。その覚悟はあるのか？という現実が自分の中に浮かんでくる。夢が叶うなんて寝言は言わないし、褒めたりもしない。そんなところがこの映画のいいところでした。ただのアップの映画ではないところがリアルで、エンディングの曲が心に刺さりました。

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◎本ページの情報は2020年9月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

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キャスト・スタッフ

出演	(Ｄジェイ)	テレンス・ハワード
	(キー)	アンソニー・アンダーソン
	(ノラ)	タリン・マニング
	(シャグ)	タラジ・Ｐ・ヘンソン
	(シェルビー)	ＤＪクオールズ
	(アーネル)	アイザック・ヘイズ
	(スキニー・ブラック)	リュダクリス
		ポーラ・ジャイ・パーカー
		エリゼ・ニール
		ジューシー・Ｊ
監督		クレイグ・ブリュワー
音楽		スコット・ボマー
脚本		クレイグ・ブリュワー
製作		ステファニー・アレイン
		ジョン・シングルトン